「南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港」の愛称が名付けられた新石垣空港の3月7日開港に伴い、6日に57年の役目を終えた旧空港。日本トランスオーシャン航空(JTA)は旧空港の最終便を南西航空時代の塗装を再現したボーイング737-400型機(145席、登録番号JA8999)の特別塗装機「SWAL(スワル)ジェット」で運航し、全日本空輸(ANA、9202)が旧空港最後の離陸となる那覇へのフェリーフライト(回送)を行った(旧空港最終便の記事はこちら)。
6日は旧空港のターミナルや送迎デッキに多くの人が集まり、名残惜しそうに出発便を見送っていた。地元で飲食店を営む女性によると、テレビやラジオでは連日空港に関する話題が報じられており、石垣市内はお祭り騒ぎだったという。「10年ほど前に“(NHKドラマの)ちゅらさん効果”があったが、徐々に観光客の足が遠のいていった。新空港開港を機に多くの人に来て欲しい」と期待を寄せていた。
夜には送迎デッキがすし詰め状態になった旧空港。本記事ではJTA便を中心にまとめた。
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