日本航空(JAL、9201)は2月19日、リアルタイムに運航情報や路線などを調べられるサイトを運営する米フライトスタッツ(FlightStats)社から、定時到着率について世界の大手航空会社29社中、第1位の認定を受けたと発表した。
JALが受賞したのは「Major International Airlines(主要国際航空会社)部門」の定時到着率第1位。2012年1月から12月に運航した国内線と国際線の定時到着率が90.35%だったことで受賞した。同時に「Asia Major Airlines(アジアの主要航空会社)部門」でも第1位に認定され、09年の表彰制度設立以来、両部門で三度目の受賞となった。
JALグループのジェイエア(JAR)も「Asia Regional Airlines(アジアの地域航空会社)部門」で、定時到着率92.58%で第1位の認定を受けた。同部門ではJALグループの航空会社が4年連続で第1位を獲得しており、JARの第1位受賞は10年に続き二度目。また、今回新設されたアライアンス部門では、JALが加盟するワンワールド・アライアンスが第1位の認定を受けた。
フライトスタッツのジェフリー・ケネディCEOは都内のJAL本社で「グループ全体で高い運航品質を維持している」と述べた。
受賞したJALの植木義晴社長は「お客様が定時運航に対してご理解、ご協力いただいたことと、全社員が重要性を鑑みて一便ごとの運航を確実、迅速に行ってくれたことにあると思う」と語った。また、JARの山村毅社長は「(降雪の影響を受ける)北の便が非常に多い中で定時性の実績を得たのは社員の努力。誇りに思う」と話した。
関連リンク
日本航空
FlightStats