エアライン, 空港 — 2018年5月31日 20:00 JST

JAL新LCC、NAA夏目社長「新たな市場開拓」

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 成田国際空港会社(NAA)の夏目誠社長は5月31日、日本航空(JAL/JL、9201)が設立する中長距離LCCを運航する新会社について、「新たな市場開拓につながる」と歓迎する意向を示した。

JALが設立する新LCCを歓迎する意向を示すNAAの夏目社長=18年5月31日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 JALは5月14日に、新会社の設立を発表。成田空港を拠点に、2機のボーイング787-8型機で、アジアや欧米など中長距離の国際線を運航する。新LCCはJALの連結子会社とし、7月に準備会社を設立する。代表者や資本金、商号は今後決定する。

 新会社は、日本のLCCとしては初となる中長距離路線への進出となる。夏目社長は「お客さまに多様な選択肢を提供できる」と述べ、「新たな市場開拓につながる。成田空港の利便性、競争力向上の観点からも大いに期待する」とした。

 NAAが2018年夏ダイヤ(3月25日から10月27日)の開始前にまとめた航空会社別スケジュールによると、LCCの発着回数は、国際線と国内線の合計で、週あたり1312回が発着。全体の30.6%にあたる。

 夏目社長は「LCCはフルサービス航空会社(FSC)と並んで、成田を支える大きな柱に成長しつつある」とし、「(LCCとFSCの)2本柱で成田空港を支える」と期待を寄せた。

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成田国際空港
日本航空

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