全日本空輸は1月22日、3月31日からの夏ダイヤを発表した。新設路線は成田-広島線と秋田-札幌線の2路線で、運航再開は羽田-石垣線など3路線、増便は羽田-札幌線をはじめ14路線などとなっている。羽田-石垣線は、羽田国内線発着枠の増枠で配分される8往復分の1つを割り当てたもので、2006年11月以来約6年5カ月ぶりの再開。
新設の2路線は成田-広島線が1日1往復、秋田-札幌線が1日2往復。再開の羽田-石垣線と長崎-沖縄線、熊本-沖縄線の3路線は、いずれも1日1往復で運航する。増便は羽田-札幌線が現在の1日17往復から同18往復、羽田-福岡線が1日18往復から同19往復など、羽田や伊丹発着便を中心に増便する。
減便は6路線で、このうち伊丹-松山線と伊丹-高知線は現在ボンバルディアDHC8-Q400で運航している一部便をボーイング737へ大型化することに伴う減便。ANAによると、路線全体の提供座席数はほぼ変わらないという。運休は神戸-沖縄線や季節便の関西-稚内線など4路線となっている。
ANAによると、これらの夏ダイヤは現在運航を停止している787型機の運航再開時期により、変更になる可能性があるとしている。
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全日本空輸
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