ボーイングは現地時間3月6日、ハワイアン航空(HAL/HA)が787-9型機を10機導入すると発表した。10機の総額は、カタログ価格で28億2000万ドル(約2978億円)。10機の787の追加購入権も含まれ、今後確定発注に向けて契約内容を詰める。
ハワイアン航空のピーター・イングラム社長兼CEO(最高経営責任者)は、「787の運航効率と顧客体験は、2021年以降の機材更新に最適だ」との声明を発表した。
ハワイアンは現在、日本路線などにエアバスA330-200型機(3クラス278席:ビジネス18席、プレミアムエコノミー68席、エコノミー192席)を投入している。今後は、24機保有するA330-200と同サイズで新型エンジンを採用した発展型「A330-800neo」を6機受領する見通し。エアバスでは、A330-800neoの初飛行を今年半ばに計画している。
787-9の標準座席数は、2クラス290席。A330-200やA330-800neoと、同程度の座席数が設定できるとみられる。ハワイアンは、ボーイングの機種移行支援プログラムを活用して、787を導入する。
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