日本航空(JAL/JL、9201)は2月26日、那覇空港国内線ターミナルに新設した最上級ラウンジ「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」(DPラウンジ)を報道関係者に公開した。28日にオープンする。
DPラウンジは、マイレージサービス「JALマイレージバンク(JMB)」の最上位であるダイヤモンド会員と、上位会員制度「JALグローバルクラブ(JGC)」のプレミア会員、国内線ファーストクラスの乗客が利用できる。
那覇は羽田と新千歳、伊丹、福岡に続く5カ所目。那覇の開業により、国内線の幹線が就航する全空港でDPラウンジを利用できるようになる。那覇のDPラウンジは、国内線ターミナルの新たに拡張したエリアに設けた。
インテリアのデザインコンセプトは、「日本のたたずまい」。2016年6月に新設した新千歳から導入しているもので、日本の素材美を活かしながら現代的にアレンジした空間を用意する。新コンセプトのDPラウンジとしては、新千歳と2017年3月に新設した福岡に続き、那覇は3空港目となる。
座席数は約60席。レイアウトは、グループや家族での旅行、出張など、さまざまな利用形態を想定したものにし、2人連れで座れる席やカウンター席、個室感のある「神輿(みこし)席」などを用意した。各席には、スマートフォンやパソコンを充電できるな電源コンセントを設け、琉球提灯(ちょうちん)をイメージした照明を配した。
飲食については、既存のDPラウンジで好評だという「JAL特製焼きカレーパン」をはじめ、温かいスープ、泡盛やビールなどのアルコール類、ソフトドリンクなどを提供する。
室内には、既存の新コンセプトラウンジと同じく、その空港をイメージするオブジェや、地元ゆかりのアーティストなどに依頼した焼き物などを展示。DPラウンジ入口付近には、台座を琉球石灰岩で作った大理石製の貝のオブジェを飾り、沖縄の海をイメージした。また、青い色が目を引く石垣焼の焼き物や、琉球ガラスの食器などが並ぶ。
一方、那覇の国内線サクララウンジは、昨年2月28日にリニューアルオープン済み。1999年に現在の国内線ターミナルが開業して初のリニューアルとなった。DPラウンジの場所はサクララウンジと隣接しており、昨年のリニューアル時に新設した、DPラウンジの利用者の専用保安検査場を通って入室する。
営業時間は、午前6時10分から最終便出発まで。
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日本航空
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