1月からのNHK大河ドラマ「八重の桜」に主演する女優の綾瀬はるかさんが1月14日、東京・羽田にある全日本空輸(ANA、9202)の格納庫を晴れ着姿で訪れ、ドラマの主な出演者の写真をラッピングしたボーイング767-300型機(登録番号JA8677)とともにドラマをピーアールした。
ラッピングが施されたのは国内線用の767。14日から767で運航している国内線に就航し、12月ごろまで運航を予定している。機体の左右に主な出演者の写真を縦約2メートル、横約13メートルの大きさでラッピングした。ANAでは、福島県が舞台のドラマを全国各地でアピールすることで、震災復興を空から応援したいという。
初便は14日午後1時に羽田を出発する伊丹行きNH25便が予定されていたが、雪の影響で欠航。就航はあす以降に延期となった。
午前11時すぎから第2ターミナル2階出発ロビーで行われた記念式典に出席したドラマの主人公・山本八重役の綾瀬さんは「福島や東北をはじめ全国の人に力強く生きた八重さんや会津の人の精神が伝わって、明日からがんばろうという力になれるよう、がんばりたい」とあいさつした。ラッピング機の模型をプレゼントされた綾瀬さんは、「ぜひこの機体に乗りたい」と感想を語った。
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【お知らせ】
初便就航延期の記述と写真を追加しました。(2013年1月14日 22:53 JST)
記念式典の様子を追加しました。(2013年1月14日 12:23 JST)