デルタ航空(DAL/DL)は5月に、成田発着の2路線を運休する。サイパンとパラオ(コロール)の各線で、成田路線の再編を図る。
パラオ線は現在、火曜と土曜の週2往復を運航。5日を最後に運休する。1日1往復のサイパン線は、6日に運航を終える。2路線とも、機材はボーイング757-200型機を使用している。
デルタが運航する成田発着のミクロネシア路線は、2路線の運休でゼロとなる。アジア路線は、上海(浦東)とマニラ、シンガポールの3路線で、米国本土とハワイ路線は、アトランタとデトロイト、シアトル、ポートランド、ホノルルの5路線を運航している。
デルタは成田路線の再編を進めており、今年1月8日を最後にグアム線が運休。7月には上海線も運航を終える。一方で、2017年3月には大韓航空(KAL/KE)と太平洋路線での共同事業(JV)を展開する覚書に調印している。
他社のミクロネシア路線では、ユナイテッド航空(UAL/UA)が4月1日の運航を最後に、グアム-仙台線を運休するなど、再編が進んでいる。
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デルタ航空
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