2月6日から11日まで開かれたシンガポール航空ショー。トレードデーは9日までで、多くの企業は7日までに大型発表を終えていた。民間機については、2大航空ショーのパリやファンボローのような大型案件の発表はなかった。
リージョナルジェット機では、最大手であるエンブラエルが開発中のE190-E2の飛行試験機(登録番号PR-ZFU)を展示。ボンバルディアは100-150席クラスとリージョナル機よりやや大きい「Cシリーズ」のうち、ラトビアのエア・バルティック(BTI/BT)のCS300(YL-CSG)を、スホーイはスーパージェット100-95LR(97006)を出展していた。
一方、三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機MRJは、実機やモックアップ、模型の展示はなく、競合となるエンブラエルの隣にブースを構えるのみだった。
リージョナル機の主戦場は北米や欧州で、アジア市場は発展途上にある。一方で、インドネシアのように島々を結ぶニーズもあり、既存機の置き換え需要が今後成長する可能性が高い市場だ。
三菱航空機の福原裕悟・営業本部副本部長に、顧客からの反応や開発の進捗、設計変更を反映した試験機の投入時期などを聞いた。
—記事の概要
・「想定外の大問題起きてない」
・「燃費や環境性能勝っている」
「想定外の大問題起きてない」
── 飛行試験が1700時間を超えたが、顧客の反応は。
福原氏:1年前に納入延期を発表したので、顧客に
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