日本航空(JAL/JL、9201)は、国内線にファーストクラスを導入してから12月で10年を迎える。導入10周年を記念し、特別メニューの機内食や千社札など10種類の企画を、12月の1カ月間展開する。
JALは2007年12月から、本革シートを採用したファーストクラスを導入。現在はボーイング777-200型機に14席、767-300ERに5席設定し、羽田発着の伊丹、札幌、福岡、那覇の各線に導入している。
12月からの特別企画では、朝食に焼き魚の和食や、ウニやエビを使用した洋食を用意。昼食では寿司の盛り合わせや牛ヒレステーキを提供するほか、フレンチシェフ監修のデザートも提供する。朝食と昼食の洋食メニューでは、メゾンカイザーのパンを用意する。
ドリンクは糖度10度を超えるミニトマト「キャロルセブン」を使用したトマト酢のほか、コーヒーハンター川島良彰さんが厳選したコーヒー「レクエルド デ イヴァン」を提供。日本酒は、宮城県新澤醸造店の「伯楽星 純米大吟醸 10」など4銘柄を、1種類ずつ用意する。
また、客室乗務員が希望者に配布している千社札シールに「ファーストクラス10周年バージョン」を用意。ファーストクラス利用者を対象に機内で配付するほか、国内線ファーストクラス就航地の名産品を抽選でプレゼントする。機内で提供するアメ「キャンディデスカイ」を、10周年記念パッケージで全クラスの利用客を対象にサービスする。
JALによると、国内線ファーストは導入以来213万人が利用したという。
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ファーストクラス(日本航空)
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