エアライン — 2017年11月19日 11:18 JST

ハワイアン航空、新制服を12月着用開始　”クウ・マコウ”テーマに全職種の一体感表現

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　ハワイアン航空（HAL/HA）は、パイロットや客室乗務員、整備士、地上係員、グランドハンドリングスタッフなど約5000人が着用する新制服を、12月1日から導入を予定している。力を合わせることを意味するハワイ語「クウ・マコウ」をテーマに、全職種に共通するデザインを取り入れているのが特徴だ。

ハワイアン航空の客室乗務員用新制服＝17年11月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港（旧称ホノルル国際空港）にある、ハワイアン航空のユニフォームセンターでは、着用開始に向け各サイズの制服の準備が進んでいる。

　新制服のデザインは、アフィニティー・アパレル社やハワイ島ヒロにあるデザインスタジオ「シグ・ゼーン・カイアオ」、ハワイアン航空各部署の代表40人で構成する委員会が共同で考案。クウ・マコウをテーマに、社員全員がひとつになり、力を合わせることを表現した。

　新制服にあしらわれているクウ・マコウは、「オヘカパラ」と「レフア」の2つの要素で構成。オヘカパラは、ハワイで伝統的なカパ模様の総柄を作る際に用いられる、複雑なデザインが彫られた竹製スタンプで、レフアはハワイに自生する植物で、ハワイ文化を象徴するさまざま意味を持ち、フラなどの儀式で装飾品として多用される。

　また、ハワイアン航空のロゴに使われている紫色、2008年から着用している現行制服に取り入れられている青色を採用。オヘカパラとレフアは、部門ごとに異なる構成と色調としている。