エア・ドゥ(ADO/HD)は10月31日、羽田-札幌線と札幌-仙台線の2路線で11月6日から25日までの期間中、計17往復34便を運休すると発表した。機長不足によるもので、運休が12月以降も生じるかは未定だという。
運休するのは、羽田を午後1時50分発の札幌行きHD25便や、札幌午後4時発仙台行きHD108便などで、運休日は便により異なる。
エア・ドゥの機材は、中型機のボーイング767-300ER型機(1クラス286席と同289席)と767-300(同288席)が各2機ずつ、小型機の737-700(同144席)が9機の計13機体制。同社によると、8月と10月に737の機長が自己都合で合わせて2人退職したことと、4機ある767のうち1機が重整備のため11月に運航から離脱することで、737の稼働が高まることが要因だという。
エア・ドゥによると、737の機長は現在37人だが、本来は40人程度必要だという。10月28日を最後に撤退した札幌-広島線も、乗員繰りが理由の一つだった(関連記事)。
11月の運休便
羽田-札幌線
HD11 羽田(06:50)→札幌(08:20)運休日:11/14
HD14 札幌(09:00)→羽田(10:35)運休日:11/14
HD25 羽田(13:50)→札幌(15:25)運休日:11/6、7、9-13
HD28 札幌(16:00)→羽田(17:40)運休日:11/6、7、9-13
札幌-仙台線
HD108 札幌(16:00)→仙台(17:10)運休日:11/6、10、11、14-16、23-25
HD109 仙台(17:40)→札幌(18:55)運休日:11/6、10、11、14-16、23-25
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