スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は10月31日、国際線定期便を2018年10月に始まる冬ダイヤ期間中に再開すると発表した。台北の台湾桃園国際空港に、北九州と福岡、中部(セントレア)から1日1往復ずつ乗り入れる。
スターフライヤーは2012年7月12日に、初の国際線定期便として北九州-釜山線を開設したが、経営悪化に伴い2014年3月29日を最後に撤退。現在国際線はチャーター便のみで、2016年5月以降は台北へのチャーター便を北九州から飛ばしており、年末年始の12月30日から2018年1月3日までは中部-台北間で運航する。
現在は10機のエアバスA320型機(1クラス150席)で、羽田-北九州線、関西線、福岡線、山口宇部線、中部-福岡線の国内5路線を運航。2018年2月8日からは、今年7月4日から10月10日まで季節便として運航した北九州-那覇線を再開する。
2018年6月には、通算15号機となるA320の導入を計画。国内の人口減少が進む一方、訪日客が増加していることから、成長が見込める国際線に11機体制で再参入する。
台北3路線は、2018年10月28日から2019年3月31日までの冬ダイヤ期間中に同時就航を予定しているが、運航スケジュールは現時点で未定となっている。
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