シンガポールのシルクエアー(SLK/MI)はこのほど、同社向け初号機となる737 MAX 8(登録番号9V-MBA)を受領した。現地時間10月30日に開設するシンガポール-広島線など、中距離路線に投入する。
同社は737 MAX 8を37機発注済み。座席数は2クラス156席で、ビジネス12席、エコノミー144席を設定する。年内に2機を追加受領し、インドのハイデラバードとベンガルール、豪州のケアンズとダーウィンの各路線に導入する。
航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24」によると、初号機はMI8880便として、9月28日にワシントン州シアトルのボーイング・フィールド(キング郡国際空港)を出発。ハワイ島・コナとグアムを経由し、10月1日にシンガポールに到着した。
シルクエアーはシンガポール航空(SIA/SQ)の子会社で、1989年2月に設立。2014年9月に那覇へのチャーター便を運航し、日本に初めて乗り入れた。日本への定期便は広島が初めて。
シンガポール-広島線は10月30日から、月曜と木曜、土曜の週3往復を運航。シンガポール航空同様、日本発便では日本の家庭料理をテーマにした機内食を提供する。
関連リンク
Boeing 737 MAX 8(SilkAir)
Boeing
ボーイング・ジャパン
・シンガポール航空、10月以降も日本の家庭料理 シルクエアーでも(17年9月19日)
・シルクエアー、広島-シンガポール定期便 10月から、週3往復(17年8月4日)
・シルクエアー、広島10月就航 シンガポールから週3往復、初の定期便(17年6月2日)