三菱航空機は12月13日、米国の地域航空会社の持ち株会社であるスカイウェストがMRJを100機購入し、オプションで100機追加する契約を結んだと発表した。
スカイウェストは米国で地域航空会社2社を保有し、運航規模では世界最大を誇る。機体は90席クラスのMRJ90で、デリバリーは2017年開始を予定。100機の発注額はリスト価格で総額42億ドル(約3500億円)、オプションが行使された場合は42億ドル増の84億ドルにのぼる。
これまで三菱航空機が受注したMRJの機数は、全日本空輸(ANA、9202)が確定発注15機とオプション10機、トランス・ステーツ・ホールディングスが確定50機とオプション50機。今回の受注分を含む3社合計では、確定発注165機とオプション160機の計325機となった。