デルタ航空(DAL/DL)は2018年3月から、アトランタ-ソウル(仁川)線にエアバスA350-900型機を投入する。同社のA350投入路線は4路線目となる。
アトランタ-ソウル線は今年6月3日に運航を開始。現在はボーイング777-200LR型機(291席:ビジネス37席、コンフォートプラス36席、エコノミー218席)で、1日1往復を運航している。A350-900(306席:ビジネス32席、プレミアムエコノミー48席、エコノミー226席)には、現地時間2018年3月24日から変更する。
デルタは2014年11月、A350のうち標準型となるA350-900を25機発注済み。7月13日に初号機(登録番号N501DN、機体番号3501)を受領し、8月6日に本社のある米国南東部アトランタに到着した。年内に5機を受領する見込み。
ビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」には、世界初となるスライド式ドアを設け、個室空間を用意。全席通路アクセス可能なフルフラットシートで、個人用モニターは18インチのものを採用する。
プレミアムエコノミー「デルタ・プレミアム」は、A350で初めて設定。シートピッチは最大38インチ(約96.5センチ)、シート幅は最大19インチ(約48.3センチ)、リクライニングは最大7インチ(約17.8センチ)で、個人用モニターは13.3インチとなる。
デルタは長距離国際線に投入している747-400や一部の777の後継機として、A350-900をアジア路線に導入。747は年内の退役を計画している。A350の1路線目はデトロイト-成田線で、10月30日のデトロイト発便が初便となる。
その後、11月にデトロイト-ソウル線、2018年1月にデトロイト-北京線にも投入する。
関連リンク
デルタ航空
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・デルタ航空、A350初受領 10月から成田-デトロイト、ビジネスはドア付き個室(17年7月14日)
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