大分県とジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は7月19日、包括連携協定を締結した。大分県の観光振興や地域活性化を進めていく。同社によると、国内のLCCが地方自治体と包括連携協定を結ぶのは初めてだという。
ジェットスターの成田-大分線は、2013年3月31日就航。5年目に入り、首都圏や海外から個人や若年層の旅行者の取り込みを促進し、宿泊施設や交通手段の充実や、首都圏からの移住者獲得、県内企業への就職が増加するよう、取り組みを進める。
協定の期間は1年間。満了前に双方から申し出がなければ、1年間延長される。自転車を受託手荷物として預けられることなどを告知し、サイクリングを楽しんでもらうといった旅の提案も、検討していく。
19日は大分県庁をジェットスター・ジャパンの片岡優会長らが訪れ、大分県の広瀬勝貞知事と協定書を交わした。
ジェットスターの大分路線は、1日2往復の成田線のみ。2014年10月9日に、関西線が1日1往復で就航したが、2015年10月24日を最後に運休した。関西-大分線は、ジェットスターが2012年7月3日に就航して以来、最初の休止路線となった。
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ジェットスター・ジャパン
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