デルタ航空(DAL/DL)は、今秋受領するエアバスA350-900型機を1路線目となるデトロイト-成田線に10月から就航させる。米国の航空会社へ初のA350納入となる。
A350初便となるのは、現地時間10月30日のデトロイト発成田行きを予定。11月16日以降はデトロイト-ソウル(仁川)線の一部、2018年1月17日以降はデトロイト-北京便の一部に導入を計画している。航空券の販売は、6月17日から順次始めている。21日には、塗装を終えたA350が初飛行したと発表した。
デルタは2014年11月、A350のうち標準型となるA350-900を25機発注。座席数は3クラス306席で、ビジネス32席、プレミアムエコノミー48席、エコノミー226席となる。
ビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」には、世界初となるスライド式ドアを設け、個室空間を用意。全席通路アクセス可能なフルフラットシートで、個人用モニターは18インチのものを採用する。
プレミアムエコノミー「デルタ・プレミアム」は、A350で初めて設定。シートピッチは最大38インチ(約96.5センチ)、シート幅は最大19インチ(約48.3センチ)、リクライニングは最大7インチ(約17.8センチ)で、個人用モニターは13.3インチとなる。
デルタは長距離国際線に投入している747-400や一部の777の後継機として、A350-900をアジア路線に導入。747は年内の退役を計画している。
関連リンク
デルタ航空
A350
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・デルタ航空、A350を日本早期投入 ドア付き個室の新ビジネス(16年10月20日)
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747
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