キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は、2018年中ごろをめどに、エアバスA350 XWBのうち、長胴型のA350-1000型機の受領を開始する。また、A340は予定どおり、年内に退役する。
キャセイパシフィック航空は、A350-1000を26機発注済み。同社日本支社マーケティング部の蓑口寿生部長によると、2018年の受領機数は未定だという。標準型のA350-900は22機を導入する計画で、5月末現在、14機を保有している。
退役が進むA340-300は、5月1日現在2機を保有。当初の予定どおり、2017年末までに退役する。
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