エアバスはこのほど、モーリシャス航空(MAU/MK)向け初号機となるA350-900型機の最終組立を、仏トゥールーズで開始した。モーリシャス航空は今年第4四半期(10-12月期)に受領する見込み。
モーリシャス航空はA350-900を6機導入予定で、うち4機は購入機、2機はエアキャップからのリースで導入。パリなど長距離路線への投入を計画する。
同社は現在、長距離路線用機材としてA340-300を6機、A330-200を2機所有している。
アフリカの航空会社でA350 XWBを自社購入するのは、モーリシャス航空を含め計4社。エチオピア航空(ETH/ET)が12機、リビアのアフリキヤ航空(AAW/8U)が10機、リビア航空(LAA/LN)が6機発注済みで、それぞれA350-900を導入する。
このうち、エチオピア航空は2016年6月に初号機(登録番号ET-ATQ)を受領済み。4月末現在、リース機を含め4機を保有している。
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Air Mauritius
Airbus
エアバス・ジャパン
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