空港 — 2017年4月12日 09:37 JST

羽田空港、国内線ラウンジ刷新　4月27日開業、第1と第2に

　羽田空港の国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング（9706）は、第1ターミナルと第2ターミナルでリニューアル工事を進めてきた同社が運営する有料ラウンジを、4月27日にオープンする。

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羽田国内線第1ターミナル「POWER LOUNGE SOUTH」のイメージ（空港ビルの資料から）

　ラウンジの新名称は「POWER LOUNGE（パワーラウンジ）」。コンセプトは「エンパワーメント（力をつけること）」で、出張や旅行の際に、活気あふれる「はかどり」と、ほっとできる「安らぎ」の空間を提供したいという。

　リニューアルに合わせ、スタッフの制服も刷新。地方産品を紹介する情報発信コーナーや、カウンターキッチン方式による対話型ドリンクカウンターの設置、国内空港初となる利用者の贈答品をラウンジで用意する「スマートピックアップ」の提供など、新たな取り組みをスタートさせる。

　ラウンジでは、ソフトドリンクや朝食、新聞や雑誌、フリーWi-Fiなどを提供。クラフトビールを有料で用意する。

　座席数は、第1ターミナル8番搭乗口付近の「POWER LOUNGE SOUTH」が133席、第2ターミナル52番搭乗口付近の「POWER LOUNGE NORTH」が140席。いずれも保安検査を通過後の「制限エリア」にあり、航空機の乗客のみが利用できる。

　利用料金は、大人1080円、4歳から13歳未満の子供540円でいずれも税込。クレジットカード会社とも提携している。

　営業時間は午前6時からで、閉館は第1ターミナルにあるSOUTHが午後9時、第2のNORTHが午後9時30分となっている。

　空港ビルでは、同社が運営するほかの既存ラウンジ「AIRPORT LOUNGE（エアポートラウンジ）」についても、パワーラウンジへのリニューアルを予定している。

羽田国内線第2ターミナル「POWER LOUNGE NORTH」のイメージ（空港ビルの資料から）

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