ボンバルディアは現地時間3月8日、小型旅客機「Cシリーズ」のうち、6機目となるCS100をスイス インターナショナルエアラインズ(SWR/LX)に引き渡した。
同社向けのCS100は2クラス125席(ビジネス20席、エコノミー105席)。スイス インターナショナルエアラインズはCS100のローンチカスタマーで、CS100初号機(登録番号HB-JBA)を2016年6月に受領し、同年7月から欧州の近距離路線に投入している。
CシリーズはCS100(110-125席)とCS300(130-160席)の2機種で構成。これまでの旅客機と比べて、燃費で20%、運用コストで15%の向上が図られており、二酸化炭素(CO2)排出量は20%、窒素酸化物(NOx)排出量は50%削減できるとしている。静粛性の高さや窓の大きさ、シートの幅の広さ、客室内の頭上収納スペース(オーバーヘッドビン)が大型である点なども特長。
エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー社製GTF(ギヤード・ターボファン)エンジン「PurePower PW1500G」を搭載する。
CS300は2016年11月、ラトビアのエア・バルティック(BTI/BT)に初号機(YL-CSA)を、同年12月に2号機(YL-CSB)をそれぞれ引き渡している。
CSシリーズの累計納入数は、今回の引き渡しも含め8機となった。
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スイス インターナショナル エアラインズ
CSeries(Bombardier)
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