エアバス, エアライン, 機体 — 2012年11月6日 19:51 JST

ANA系パンダ、指定航空従事者養成施設として認可 A320移行訓練で

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 全日本空輸(ANA、9202)は11月6日、系列の運航乗務員(パイロット)の訓練専門会社「パンダ・フライト・アカデミー(panda・Flight・Academy)」が、エアバスA320型機の機種移行訓練について国交相から航空従事者養成施設として1日に認可されたと発表した。

A320のフルフライトシミュレーターの内部=12年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 従来は機種移行訓練を行う場合、副操縦士がパンダで訓練後、航空局の試験官による実地訓練を受験する必要があった。今回の指定により実地試験が免除となるため、パンダで課程を修了できるようになる。これにより、訓練期間の短縮など、効率的な訓練が可能になるという。

 パンダでは今後、副操縦士昇格訓練や機長に関する訓練、A320以外の機種の訓練など、指定航空従事者養成施設課程の拡大を目指す。同社は現在、ピーチ・アビエーション(APJ)の訓練生向けに訓練を行っている。

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