エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2017年2月21日 14:00 JST

アシアナ航空、A350を5月関空投入へ

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 アシアナ航空(AAR/OZ)は3月以降に、同社向け初号機となるエアバスA350-900型機を受領する。5月からソウル(仁川)-関西線に期間限定で投入し、運航を開始する。機材の大型化でプレミアムエコノミーを導入し、需要獲得を狙う。

アシアナ航空のA350イメージイラスト(エアバス提供)

 A350-900は3クラスで331席(ビジネス28席、プレミアムエコノミー36席、エコノミー247席)で、プレミアムエコノミーを設定。現在運航しているA330-300(2クラス290席:ビジネス30席、エコノミー260席)から大型化し、提供座席数を増加させる。

 A350を導入するのは、1日4往復運航する同路線のうち、A330運航便の1日2往復。OZ112/111便と、OZ114/113便に投入する。5月15日から導入し、8月13日まで運航する。翌14日から9月28日まではA330に戻し、翌29日からはA350を再投入する。

 また、5月15日からはソウル-マニラ線にもA350を投入。関西線と合わせて運航する。

 アシアナ航空はA350を計30機発注済み。内訳は標準型のA350-900が12機、長胴型のA350-1000が10機。短胴型のA350-800も8機発注しているが、エアバスは製造計画を見直し、開発しない方針を示している(関連記事)。

運航スケジュール(5月15から8月13日、9月29日から10月28日)
OZ112 ソウル(07:55)→関西(09:40)
OZ111 関西(10:50)→ソウル(12:40)
OZ114 ソウル(14:05)→関西(15:50)
OZ113 関西(17:00)→ソウル(18:50)

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