エアバスはA380型機など、飛行試験機4機をフランス国内の博物館2カ所に寄贈する。現地時間2月14日には、トゥールーズにあるエアバスの工場から博物館のあるパリ郊外のル・ブルジェに移送した。
寄贈するのはA380を2機、A320(製造番号MSN1、登録番号F-WWBA)とA340-600(MSN360、F-WWCA)が1機ずつ。A380はMSN2(F-WXXL)とMSN4(F-WWDD)で、14日はA380(MSN4)を移送した。
ル・ブルジェ空港にある航空宇宙博物館に到着後、展示に向け準備を進める。一般公開は2018年となる見込み。
残り3機は現在、トゥールーズのエアバス工場にあり、2年以内にトゥールーズのアエロスコピア航空博物館に寄贈する。
関連リンク
Airbus
エアバス・ジャパン
Musee de l’Air et de l’Espace
Musee Aeroscopia
・エアバス、A380便を選べるサイト 航空会社と連携(16年7月19日)
・エアバス、A380減産へ 18年から月産1機、損益分岐点は到達(16年7月14日)
・巨体を軽やかに揺らすエアバスA380 写真特集・ファンボロー2014展示飛行(1)(14年7月21日)