日本航空(JAL/JL、9201)は1月19日、成田-ホノルル線に夏の高需要期限定でファーストクラスを導入すると発表した。一方、4月1日から羽田-ニューヨーク線を開設するのに伴い、羽田-ホノルル線を発着枠の関係で運休する。
—記事の概要—
・最繁忙期にファーストクラス
・関西-ホノルルも期間増便
最繁忙期にファーストクラス
羽田発着便の成田移行により、JALの成田-ホノルル線は1日4往復となる。高需要期の4月26日から9月14日までは1日往復増便し、最大5往復運航する。
運航スケジュールは、羽田から移行する成田発着のJL780/789便は、ホノルル行きJL780便が午後8時45分に成田を出発し、同日の午前8時50分着。成田行きJL789便は午後2時50分に出発して、翌日午後6時30分に成田へ到着する。
機材はボーイング777-200ER型機の新仕様機「スカイスイート777」。座席数は236席で、ビジネス42席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー154席の3クラス構成となる。
ビジネスクラスは、フルフラットシートを斜めに配置した「ヘリンボーン配列」を採用。エコノミーは、夫婦や恋人同士、家族連れなど、さまざまな乗客のニーズに合わせ、横9席の3-4-2配列とした。
8月4日から15日までは、期間限定で777-300ER(4クラス244席:ファースト8席、ビジネス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー147席)を投入。年末年始にファーストクラスがある777-300ERを運航し、富裕層などに好評だったことから、夏の最繁忙期に再投入する。
一方、4月からの増便分となるJL8782/8781便は、787-8の新仕様機「スカイスイート787」で運航。座席数は3クラス161席(ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)となる。運航スケジュールは、ホノルル行きJL8782便が午後7時に成田を出発し、同日の午前7時20分着。成田行きJL8781便は午前9時20分に出発して、翌日午後1時5分に成田へ到着する。
関西-ホノルルも期間増便
関西-ホノルル線も、ゴールデンウィークと夏期に1日1往復増便。最大2往復運航する。既存のJL792/791便は777-200ERの新仕様機「スカイスイート777」(3クラス236席)で、増便分のJL8792/8791便は、787-8の新仕様機「スカイスイート787」(3クラス161席)で運航する。
運航スケジュールは、ホノルル行きJL8792便が午後7時5分に関西空港を出発し、同日の午前7時50分着。関空行きJL8791便は午前10時25分に出発して、翌日午後2時45分に関空へ到着する。
記事掲載便の運航スケジュール
成田-ホノルル線
JL780 成田(20:45)→ホノルル(08:50)
JL789 ホノルル(14:50)→成田(翌日18:30)
JL8782 成田(19:00)→ホノルル(07:20)
JL8781 ホノルル(09:20)→成田(翌日13:05)
関西-ホノルル線
JL8792 関西(19:05)→ホノルル(07:50)
JL8791 ホノルル(10:25)→関西(14:45)
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