エアライン — 2016年12月17日 11:12 JST

スターフライヤー、新制服の着用開始 CAと地上係員統一、スカートとワンピースも

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 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は設立記念日の12月17日、客室乗務員と地上係員が2代目となる新制服の着用を開始した。本社のある北九州空港では式典が開かれ、真新しい制服を着た客室乗務員と地上係員から、乗客に記念品が手渡された。

新制服を着用したスターフライヤーの客室乗務員と地上係員=16年12月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

新制服を紹介し抱負を述べるスターフライヤーの松石社長=16年12月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 スターフライヤーは3月16日で就航10周年を迎えた。これまで客室乗務員と地上係員は別々の制服を着ていたが、2代目では統一。10周年記念の3月16日に北九州市内でお披露目された後、客室乗務員と地上係員の約20人から成る「制服リニューアルプロジェクト」のメンバーが、5月から検討を重ねてきた。

 新制服のプロジェクトに参加した先任客室乗務員の相良佳那さんは、「着心地を重視し、ボタンの一つまで検討しました」と話し、機内で動きやすい機能性の高い制服を目指したという。

 地上係員の下川晶さんは、「客室乗務員と地上係員の制服が一緒になり、統一感が出ました。制服の話し合いでは、スターフライヤーのチームワークの良さが出たと思います」と、プロジェクトの感想を語った。

 新制服のデザインは、黒を基調に白を組み合わせたスターフライヤーの機体をイメージ。モノトーンを曲線で表現し、シンプルながらも存在感を与える、上品でエレガントな制服を目指した。機能面ではストレッチ素材を使い、女性はこれまでのパンツスーツのみからスカートとワンピースを、男性はベストを加えた。

 客室乗務員と地上係員の責任者は、女性は付襟(つけえり)と付袖(つけそで)、シルバーグレーのアスコットタイを着用。一般は付襟とスカーフを着用する。男性の責任者は女性のアスコットタイと同じ柄のネクタイを着用する。

 松石禎己社長は、「中期計画を検討しており、国際線を視野に入れた路線拡大など、後退することなく前進し、社員も成長する10年にしていきたい」と、新制服に衣替えした今後10年の抱負を述べた。

 新制服を着用した客室乗務員と地上係員は、北九州発羽田行き7G76便の乗客150人に、記念品として機内販売品のパイクロワッサンやボールペン、社員からのメッセージ付き制服デザイン画のポストカードのセットを手渡した。

*新制服の写真特集はこちら

新制服

北九州空港で新制服を着用し乗客に記念品を手渡すスターフライヤーの客室乗務員=16年12月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

北九州空港で新制服を着用しアナウンスするスターフライヤーの地上係員=16年12月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

制服リニューアルプロジェクトに参加した客室乗務員の相良さん(左)と地上係員の下川さん(左から2人目)をはじめとするスターフライヤーの客室乗務員と地上係員=16年12月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

初代制服

初代制服を着用したスターフライヤーの羽田発北九州行き95便の客室乗務員=16年12月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

06年3月の就航から10年間着用された地上係員の初代制服=16年12月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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