フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は12月15日、日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)など航空各社が加盟する業界団体「定期航空協会」に加盟した。
2008年6月24日設立のFDAは、拠点の静岡空港から2009年7月23日に小松と熊本、鹿児島へ就航。2010年6月に松本から札幌(新千歳)と福岡へ就航し、2010年10月からは県営名古屋(小牧)空港への乗り入れを開始した。現在は14都市へ就航している。
機材はエンブラエル170型機(E170)が3機、エンブラエル175型機(E175)が8機の計11機。座席数はE170が1クラス76席、E175が1クラス84席となっている。
定航協は1991年12月6日設立。現在の会長はJALの植木義晴社長で、ANAの篠辺修社長が理事を務めている。会員資格は、客席数が100席または最大離陸重量が50トンを超える航空機を使用して航空輸送事業を経営する会社や、年間旅客数が100万人超などとなっている。
FDAは2015年度の旅客数が100万人を超えたため、入会資格を得た。今後は加盟各社と共に、利用者への安全運航などに関する広報活動や、政府や政党への要望提出などに携わっていく。FDAの加盟で、定航協の加盟社は14社となった。
関連リンク
定期航空協会
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