スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は12月2日、東京・有楽町の北九州市東京事務所内に開設しているアンテナショップに、人工知能(AI)を搭載したロボットを設置した。利用者が操作する備え付けのタブレットと連携し、同社や北九州の情報を紹介する。
AIロボット事業を展開するFRONTEOコミュニケーションズ(東京・港区)の「Kibiro(キビロ)」で、スターフライヤーをイメージした黒の蝶ネクタイとベストを着用する。あいさつには北九州の方言を織り交ぜる。KibiroにはFRONTEOコミュニケーションズの親会社、FRONTEOが開発したAI「KIBIT(キビット)」を搭載する。
Kibiroには額に取り付けた小さなカメラで利用者の表情を読み取り、性別や年齢を当てる機能を実装。また15日からは、利用者の好みに合わせて、北九州に縁のある本をおすすめする機能を開始する。
Kibiroは身長28.5センチ、体重800グラム。Wi-Fiでインターネットに接続し、日々の会話や天気情報を提供する。
スターフライヤーのアンテナショップは、JR有楽町駅前の東京交通会館6階で、12月28日までの期間限定で営業。エアバスA320型機の通算12号機(登録番号JA22MC)と13号機(JA23MC)に搭載しているシートを体験できるコーナーを設けるなど、同社と北九州空港の首都圏での認知度向上と、利用促進を図っている。
・スターフライヤー、有楽町にシート体験できるアンテナショップ 首都圏で認知度向上へ(16年11月11日)