日本航空(JAL/JL、9201)は、12月1日から国際貨物便の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を再設定する。全日本空輸(ANA/NH)は引き上げる。
貨物1キログラムあたりの燃油サーチャージは、JALが米州や欧州、アフリカ、中東などの遠距離路線を6円に、アジア遠距離路線3円に、香港や中国、フィリピン、台湾、韓国、グアムなどのアジア近距離路線を3円に、それぞれ再設定する。
JALは10月から、燃油サーチャージを設定する基準となるサーチャージテーブルを改定。10月分の貨物便サーチャージは適用していなかった。
ANAは北米や欧州、中東などの長距離路線を、29円から43円に、シンガポールやタイ、ベトナム、インドネシアなどの遠距離アジア路線を27円から40円に、韓国や台湾、中国、香港、フィリピンなどの近距離アジア路線を23円から35円に引き上げる。
貨物便の燃油サーチャージは、シンガポールで取引されるジェット燃油価格で算出。JALとANA両社は、2カ月前の平均値を基に毎月改定している。12月分の基準となる10月の平均価格は1バレル当たり
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