日本貨物航空(NCA/KZ)は、12月1日からの国際貨物便の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を引き上げる。
貨物1キログラムあたりの燃油サーチャージは、北米や中南米、欧州、アフリカ、中東などの遠距離路線を30円から44円に、アジア遠距離を25円から37円に、香港や中国、台湾などのアジア近距離を21円から31円に引き上げる。
貨物便の燃油サーチャージは、シンガポールで取引されるジェット燃油価格で算出。12月分の基準となる10月の平均価格は1バレル当たり60.91米ドルで、前月比で6.04ドル上昇した。
改定後の燃油サーチャージ(括弧内は改定前、それぞれ貨物1キログラムあたり)
TC1(主に北米・中南米) 44円(30円)
TC2(欧州・アフリカ・中近東) 44円(30円)
TC3遠距離(下記以外のTC3) 37円(25円)
TC3近距離(香港・中国・台湾) 31円(21円)
関連リンク
日本貨物航空
・NCA、国際貨物サーチャージ据え置き 16年11月分(16年11月1日)