エミレーツ航空(UAE/EK)は現地時間11月10日、エアバスA330型機とA340を退役させたと発表した。それぞれ最後の1機で、同社の機材はA380とボーイング777型機のみとなった。
退役したA330-200(登録番号A6-EAK)は、2002年導入。14年半で6万飛行時間、地球と月45往復分に相当する4500万キロ近くを飛行した。A340-300(A6-ERN)は1999年に製造。エミレーツ航空は2004年から導入している。
エミレーツ航空は2015年1月以降、A330を18機、A340を5機退役させた。2016年はA380を20機、777を16機受領予定で、10月には85機目のA380と125機目のボーイング777-300ER型機を受領している。
現在はA380を85機、777を160機所有している。
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エミレーツ航空
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