エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2016年10月30日 20:05 JST

ベトナム航空、関空にA350就航　放水アーチで歓迎

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　ベトナム航空（HVN/VN）は冬ダイヤ初日の10月30日、ホーチミン－関西線にエアバスA350-900型機を就航させた。関西空港への定期便によるA350の乗り入れは初めて。到着時には、空港の消防車による放水アーチの歓迎を受けた。

関西空港で放水アーチによる歓迎を受けるベトナム航空のA350＝16年10月30日 PHOTO: Motoyoshi OHMURA/Aviation Wire

　ベトナム航空のA350は2015年9月20日、機材変更で成田へ初めて乗り入れた。A350の商業運航としては、日本初飛来となった。座席数は305席で、ビジネス29席とエコノミー276席の2クラス構成。ホーチミン－関西線は、これまでエアバスA330-200型機（280席：ビジネス24席、エコノミー256席）で運航しており、座席数が25席増えた。

　運航スケジュールは1日1往復で、関西行きVN320便はホーチミンを午前0時15分に出発し、午前7時着。ホーチミン行きVN321便は関空を午前10時30分に出発して、午後1時45分に到着する。

　就航初日の30日は、関西行きVN320便便（登録番号VN-A886）が乗客255人（ビジネス19、エコノミー236）を乗せて定刻通りホーチミンを出発し、午前7時13分に到着。折り返しのホーチミン行きVN321便は乗客207人（ビジネス9人、エコノミー198人）を乗せて定刻通り出発し、定刻に到着した。VN321便の乗員は15人（パイロット4人、客室乗務員11人）だった。

　A350は定期便就航前の13日にも、関空へ飛来した。

　関空発着便ではハノイ線も機材変更し、従来のA321（178席または184席）からA330-200に大型化した。運航スケジュールは1日1往復で、関西行きVN330便はハノイを午前0時30分に出発し、午前6時40分に関空着。ハノイ行きVN331便は関空を午前10時30分に出発して、ハノイには午後1時40分に到着する。

＊写真特集の前編（ビジネス・エコノミー）はこちら。

運航スケジュール
VN320 ホーチミン（12:15）→関西（07:00）
VN321 関西（10:30）→ホーチミン（13:45）