全日本空輸(ANA/NH)は11月から、国際線のIFE(機内エンターテインメント)で目や耳が不自由な利用客向けのコンテンツを放映する。映画やテレビ番組などで音声や字幕などのガイドを用意し、ユニバーサルサービス対応のコンテンツを拡充する。
目の不自由な乗客向けには、音声ガイド対応プログラム5タイトルを用意。出演者の表情や動き、場面設定などの視覚的な状況描写を、ナレーターが英語か日本語で説明する。映画は『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』など3本、テレビ番組は『笑点』など2本を放送する。
耳の不自由な乗客向けには、字幕ガイド対応プログラム7タイトルを用意。出演者のセリフやナレーション、効果音などの音声情報を、英語か日本語の字幕で表示する。映画は『ターミネーター:新起動/ジェニシス』など6本、テレビ番組は『ガイアの夜明け』を放送する。
放送するのはボーイング767型機や777、787の運航路線で、一部機材を除く。
音声ガイド対応プログラム
映画
インデペンデンス・デイ: リサージェンス(英語)
BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(英語)
レインツリーの国(日本語)
ビデオプログラム
笑点(日本語)
科捜研の女 Season15(日本語)
字幕ガイド対応プログラム
映画
ターミネーター:新起動/ジェニシス(英語)
BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(英語)
96時間/レクイエム(英語)
ファインディング・ドリー(英語)
後妻業の女(日本語)
君の名は。(日本語)
ビデオプログラム
ガイアの夜明け(日本語)
関連リンク
全日本空輸
・スポーツ生中継に3D航路図 特集・エンタメ充実のANA国際線787-9に乗ってみた(15年5月24日)
・ANA、787-9国際線仕様機が就航 最新エンタメ機器搭載(15年5月5日)