三菱UFJリース(8593)は10月4日、米航空機リース会社大手のJSAインターナショナル・ホールディングスを約1000億円で買収し、完全子会社化すると発表した。
JSAはグループ全体で機齢の若いナローボディー機(単通路機)を中心に約70機を保有。今回の買収で、今後需要の拡大が見込まれる航空機リース事業を強化する。航空機業界に精通した人材の積極登用や営業拠点の開設などの体制強化策とともに進める。
国内では、6月に三井住友銀行と三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、住友商事(8053)の3社からなるコンソーシアムが、英国大手金融機関ロイヤルバンク・オブ・スコットランドグループ(RBS)傘下の航空機リース事業の共同買収を行っている。
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